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だるまさんが」 夏の雨さんの声

だるまさんが 作:かがくい ひろし
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
本体価格:\850+税
発行日:2008年01月
ISBN:9784893094315
評価スコア 4.82
評価ランキング 176
みんなの声 総数 464
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  • 「・・・!」

     「泣く子も笑う絵本」として人気の高いかがくいひろしさんの「だるまさんが」シリーズで、2008年の発売からわずか6年で100万部を突破したといいます、
     一体この絵本にどんな魅力があるのでしょうか。
     そこで、60歳近い私がその解明に乗り出したのです。

     二ページで開きで、ゆらりゆらり揺れるだるまさんが描かれています。
     「だ・る・ま・さ・ん・が」、ひらがなで6文字。
     右に左に揺れるだるまさんが6体。
     次のページを開くと。・・・!
     その次のページも、ひらがな6文字と揺れるだるまさん6体。
     次のページを開くと。・・・!!

     この「・・・!」を書きたいところなのですが、書くとつまらなくなるので書きません。
     では、この「・・・!」がこの絵本の魅力なのかというと、それもありますが、それだけではないと思います。
     それは揺れる6体のだるまさんと次のページの「・・・!」の間に潜んでいるのだと睨みました。
     ページをひっくりかえしても何も出てきません。
     ページをめくるその行為そのものが、面白い空間であり、時間なのではないでしょうか。

     思いがけないものに出会った時の面白さ。
     それを楽しめるのは子どもだけの特権かもしれません。
     おとなは先に何が起こるか、経験で知っています。
     だから、揺れる6体のだるまさんに何が起こるのか、だいたいは想像がつく。
     経験は知恵でしょうが、面白さを半減しているともいえます。
     赤ちゃんと遊んでいると面白いのは、彼らが何をするかわからないからです。
     突然泣き出したり、かと思えば笑い出す。
     あっちに行ったり、こっちにハイハイしたり。

     かがくいひろしさんの「だるまさんが」の魅力は、予測できない(ここでは赤ちゃんにとってですが)面白さといっていいでしょう。
     子どもが素晴らしいのは、予測できないものをもっているからです。
     この絵本そのものがかわいい赤ちゃんなのです。

    投稿日:2014/04/07

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