ちゃいろのこぐまくんシリーズの一冊です。
雪の日、こぐまくんは、大きな雪だまを作ったり、小さな雪だまを作ってお父さんにぶつけたり、雪の中に倒れてみたり、雪を食べてみたり。いろんなことをして行き遊びを満喫している様子が楽しそうに描かれています。
内容としてはシンプルですが、
文章の書き方が面白いな、と感じられるフレーズがいくつもでてきます。
雪球をぶつけられたお父さんクマのつっこみのような台詞。
また、雪についたこぐまくんの形を、「雪の中にもう一人こぐまくんができました」という表現。
なめた雪の味は、
「味なしアイスクリームとおなじ味!」
思わずニッコリ笑みが出る言い回しが楽しいと思いました。