タンタンのお話を読むのは初めてです。コマ数の多い漫画でセリフも多かったので、10ページずつ毎日読みました。
ノミの市でユニコーン号という船の模型を買ったタンタン。この船をねらう男たちにねらわれることなります。
タンタンはこの模型を船長にプレゼントしようとするのですが、この模型が船長の祖先のものだったのです。
タンタンは頭脳明晰で勇気もある男の子という感じがしました。一方の船長は、だじゃれおやじで、肝心な時に頼りになるのだかならないのだかわからない感じです。
船長が先祖のユニコーン号の覚え書きを読むところがあるのですが、物語に入り込むあまり、剣を振り回すので、危ないなあと思いました。
タンタンは捕まっても、自分の才知で乗り越えるところがさすがで、子どもの時に読んだら、きっと感情移入してしまうだろうと思いました。子どもの頃に出会わなかったのがちょっと残念です。
読み終わって、この作品が「レッド・ラッカムの宝」に続くことを知りました。早く続きが読みたいです。長い読み物になれて一人読みができるようになった頃の男の子がはまる内容だと思います。