主人公のたつくんはひとりでパンツがはけません。片足上げるとしりもちをついてしまうのです。どでん!と転ぶところは子どもは大笑いでした。うちの子は自分ではけることが自慢げなようすでした。
初めはトイレトレーニングの内容なのかと思ったのですが、そうではありませんでした。この絵本が出た当時はきっと紙オムツなんていいものはなかったんでしょうね。
うちの子はパンツ(紙パンツ)をはくのは問題なかったのですが、布パンツになるまでがなかなかでした。うちからすると、パンツがはけないよりも、オムツがとれていることがスゴイ!なんて思ってしまったのでした。
さてたつくん、パンツなしでお外に行ってしまいました。動物たちにおしりを見られて笑われるのですが、それが「しっぽのない」「つるつるの」おしりがおかしい様子。これは意外な視点でした。
はだかが恥ずかしいわけではないんですね。確かに動物たちから見るとはだかよりしっぽがないことの不思議なことですね。
たつくんはどろだらけになっておうちに帰り、またチャレンジ。ちょっとしたことで自分でパンツもズボンもはくことができました。しっぽがなくても、おかあさんに手作りのズボンをぬってもらって、自分ではくことができて、嬉しそう。少し成長したかな。