村人がやまんばに「子供が産まれたからもちをついてもってこい。もってこないと食うぞ」といわれ、村人は大急ぎでもちをついた。でも、誰が持っていくのか・・・。村人は日頃いばっている男二人に持っていかせることにした。道案内のあかざばんばと男二人がやまんばにおもちをもってでかけた。でも、途中で男二人は逃げ出してしまう。あかざばんばは一人になっても必死にもっていく。そしてとうとう着いた。やまんばにおもちをわたし21日だけ世話をしてくれといわれ、あかざばんばはやまんばの面倒をみた。すると、お礼に切っても切ってもなくならないと言う「にしき」と村人達が風邪一つひかないように見守っていくことを約束してあかざばんばを無事家に帰したのだった。5歳の息子に読んであげましたがまだあまり理解できない様子でした。しかし、絵はとてもよくかぜが吹いたりするところなどスピード感が伝わってきます。