子どもの頃、愛読していたのは小さい本でした。妹が大好きで肌身離さず持ち歩いていたので、ボロボロになりました。
今は大きい方を買いなおして持っています。(ボロの方も持ってます。)
子猫のピッチが自分でないものになろうとして、リゼットおばあさんの家の周りを探検し、次々と違った動物にあこがれては挫折し、「やっぱり猫が一番いいな」と思うお話…。
うさぎ小屋で一夜を過ごした時のオオカミとふくろうの影がが月明かりに浮かぶページが怖くて、ピッチと一緒にドキドキしました。そして、リゼットおばあさんに助けられて、手厚く介抱されたときのホッとしたこと!
そして、ぞくぞくとお見舞いに来る動物たちのピッチを思う気持ちが、絵の隅々に表現されています。
幼稚園の教師をしていた時には、ミュージカルにして楽しみました。