四年生になったラモーナ。感受性の強いところは相変わらずですが、やはり小さい頃に比べて成長しているなあと思います。
学校へ行っている子どもにとっては、先生がいい先生か、仲の良い友だちがいるかで、明暗がわかれますよね。
読んでいると、人生っていろいろあるけれど、でもそんなに悪いもんじゃないなあと思えてきます。
今まで妹だったラモーナが、ロバータが生まれてお姉ちゃんになったという環境の変化も影響しているんだろうと思います。
ロバータに離乳食をあげて、吹かれるところなどは、ロバータは第二のラモーナを彷彿とさせる場面でした。
この本でラモーナシリーズが終わりなんですね。寂しいような、十一歳になったラモーナの成長も見てみたい気がしました。