カラフルな絵で、小さな子に人気のブルーナの絵本ですが、このお話は、大きくなった子・大人にも読んでもらいたい内容です。
ある日やってきた転校生は、耳がたれていました。
みんなは「たれみみくん」と呼びます。「だーん」という名前があるのに。
うさこちゃんは、だーんの気持ちを考えて、クラスのみんなに「たれみみくん」と呼ぶことをやめるように言いました。
人を思いやること
誰かのために勇気を出して行動すること
身体的特徴で判断しないこと
大人でも、これら全てを心がけて行動することは、たやすいことではありません。
小さな頃から、少しずつ教えていくには、ちょうどよい本かと思います。