『サラダとまほうのおみせ』がめちゃくちゃ気に入ったので(特に私が)、
同じシリーズがあると聞き、古本屋さんで探していて見つけました。
娘に「これおうちにないよね?」と聞くと、
「あるよ」というのでびっくり。
娘を信用せずに強硬に買おうとすると「それ買うと同じ本が2冊になっちゃう!!!」と、
泣いて怒るので、娘を尊重して買わずに帰宅。
帰るなり娘が「ほらー」と差し出すではないですか!!
どうも『こどものとも』を大量にまとめもらいした時にあった本のようなのです。
私もだんなも、娘に読み聞かせた覚えはなく、
娘は表紙を何度も見返して、覚えていたようです。
この一件より、絵本管理にはますます娘に頭が上がらなくなり、
だんなは娘を「歩く図書館」と呼んでいます。
内容は、登場人物が多すぎて、おまけに虫にあまり興味がない私なので、
娘に「だれがどれ?」と聞かれても、すぐには答えられず、
『サラダとまほうのおみせ』がすごくよくできていたので、
さすがにあれを超えられなかったのかなぁと・・・。
(カズコ・G・ストーンさんごめんなさい)
でもシリーズ物として、色鉛筆調のやさしいタッチが
虫たちの繊細さをよく表現されており、
「虫も可愛い」と思える作品に仕上がっています。
雨が降ったり、蛍が照らしてくれるシーンがあるので、
これから読むのにどんぴしゃの季節になるので、
繰り返し読んでみようかと思っています。