そろそろ夏の虫たちが活躍する時期になってきましたね。
去年から始めた学校の図書ボランティアで最近読んだ絵本です。
夏になると、小さな子供がいるご家庭では一度はセミ取などするのでないでしょうか?
そんなセミたちの、普段人間が目にしない長い幼虫時代と、たった二週間しかない短い成虫時代をまとめた絵本です。
たかはしきよしさんの和紙のような紙まで使った貼り絵と、セミの成長と共に、よく見ると、毎年同じ子らしい男の子が、主人公のセミがいる木の側に一年ごと成長してやってくる姿が描かれていて、セミと人間の成長の差を見ることが出来ました。