小学2年生のクラスで導入の一冊として読みました。
しりとりは、みんな知っていて、すでになじみのあることばあそびのようでした。どうぶつ限定のしりとりなのに、みんなどんどん次の動物を言い当てていきます。
「く」で始まるどうぶつ、「う」で始まるどうぶつの名前が多いことにも気づかされます。「う」という鳥は、みんな知らないようでした。
この絵本がすばらしいのは、しりとりを楽しみながら、精細に描かれたどうぶつの姿をみることができるということです。くじゃくの姿は、親鳥のほか、ひなどりのようすもえがかれていて、成長の過程で姿が変わっていくことがわかります。
2分〜3分で読み終わってしまいますが、しりとりはどんどん続けたくなるし、もう一度どうぶつの絵をみるためにはじめからページを開き直したくなる、そんな一冊です。