4歳の娘と読みました。
お互いに嫌いあってるうさぎとたぬき。
うさぎが月にたぬきの呪いをかけると、
「一ヶ月だけ、たぬきにとっても親切にするように」との
条件が出されます。
頑張って1ヶ月間、せっせとたぬきに尽くすうさぎ。
そしてたぬきの態度も軟化してきて、お互いに友情が芽生える二人。
ちょっとこのあたりで思わず泣きそうになりました。
思いやりって言うのは本当に、必ず伝わるものなんですね。
いつまでも相手の態度や言動を言い訳にしてないで、
まずは、自分から。
こんな簡単な、でもとっても難しいことが、
うさぎとたぬきを通して描かれていて、
ぐっときます。
最後のうさぎの涙も、ジーン。。。
オトナにこそ読んでほしい一冊だと思いました。