話題
移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

  • 泣ける
  • 学べる
新刊
そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

  • かわいい
  • 学べる

こぎつねコンとこだぬきポン」 ガーリャさんの声

こぎつねコンとこだぬきポン 作:松野 正子
絵:二俣 英五郎
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1977年09月
ISBN:9784494012022
評価スコア 4.84
評価ランキング 128
みんなの声 総数 37
  • この絵本のレビューを書く
  • 何十回読んでも飽きない

     娘が今年1番夢中になった絵本。
    理解力もぐんと高まり、ストーリー自体を楽しむという読み方をするようになった今、どんなに気に入った本でも、2回続けて読むということは滅多になくなり、2,3歳の頃を振り返って、少しの寂しさも抱いていたのですが、この絵本に関しては、本当に小さい頃の読み聞かせのように、来る日も来る日も、「これ読んで!」と持ってきます。
    そんな絵本に娘が再び出会えたことを、親としても本当にうれしく思っています。

     きつねとたぬきの化け比べのお話は、昔話にもたくさん登場しますが、この絵本は、そこから一歩も二歩も広がって、最後の最後まで楽しめる奥の深いお話に仕上がっています。

     大人は、相手のことを知る前に、先入観や固定観念で人を判断してしまうことが多々ありますが、子どもは、「いっしょにいて楽しい」という思いだけで、誰とでも友だちになれてしまうんですよね。
    子どもの純真さがいっぱいあふれたお話です。だからこそ、娘もこんなに夢中になれるのかな?と思います。

     娘のお気に入りは、コンとポンがいっしょに歌う場面。
    歌の部分はすべて、私の代わりに娘が歌ってくれます。歌っているだけで、本当に誰かに会いたくなるような、とっても楽しい歌です。

     コンとポンがそれぞれお父さん、お母さんに叱られてしまう場面も、なぜかコミカルで、毎回思わず笑ってしまいます。

     そして、何といってもかわいらしいのが、ばけくらべをして互いの姿にばけた2匹が、それぞれの家でぐっすり寝入ってしまい、いつの間にか元の姿に戻ってしまっていたシーン。コンとポンの愛らしさにも、お互いの両親のやさしさにも、心がふわっと温まります。

    投稿日:2011/05/13

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「こぎつねコンとこだぬきポン」のみんなの声を見る

「こぎつねコンとこだぬきポン」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / いないいないばあ / ぐりとぐら / はじめてのおつかい / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



ディズニー映画『アナと雪の女王』10周年 本の世界に踏み出そう

みんなの声(37人)

絵本の評価(4.84)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット