ナビでのレビィーを見て読んでみたくなりました
美しい海が、タンカーの座礁によって流出した重油で汚染されていく様子は、心が痛む思いでページをめくりました
実際にテレビの映像で何度が見た記憶をたどりました
重油まみれになった海鳥を洗うボランティア、沖まで広がる黒い海・・・
絵本の中では決して批判はしていませんが、自然を守ることの大切さや大変さが伝わってきます
綺麗になったはずの浜辺でくつろぐピーターの指先と岩のふもとにじゃっかん黒く残る部分が悲しいです
一度壊された自然はなかなか元には戻らないのだと知らされます
大事なメッセージが読んだ人に伝わることを祈ります