日本みんわ絵本のシリーズ えすがたよめさま」 ヒラP21さんの声

日本みんわ絵本のシリーズ えすがたよめさま 作:木島泉
絵:石倉 欣二
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,595
発行日:1985年12月
ISBN:9784593562190
評価スコア 4.17
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みんなの声 総数 5
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  • 桃は三年待つのだぞ

    この手の話は伝承だからか、同様な話がいろいろにあるようです。
    押しかけ女房というのがこのように一途な男思いであったらなら、ぐうたら男にとってはこの上ない授かりものなのですが、この手の絵本の一番のポイントは嫁様の姿。
    以前に梅田俊作さん描くあねさまにほれ込んでしまった私ですが、この絵本のよめさまには気品を感じました。
    石倉欣二さんの描く女性もまた素晴らしいのです。
    しょうざさんにはもったいないぞ。
    それにしても不思議なのはももくり三年かき八年。
    よめさまが渡したのが柿の種でなくて良かったとは思うものの、三年間泣き暮らした(?)しょうざと、だんまりを通したよめさま。
    笑い話だからどうでもいいけど、三年は長い。
    私がしょうざだったら二十日大根の種くらいにして欲しいのです。
    いろいろなバージョンを楽しんでいると、設定が気になってしまいました。
    お人よしの殿様もとんだ災難。
    力づくで嫁様を取り上げたのはよくないけれど、悪党とは思えない。
    三年間はながい。
    お話はめでたしめでたし(?)で終わったのですが、私は城をのっとった夫婦の行く末を案じるとともに、哀れな殿様の幸せを願うのでした。

    投稿日:2011/08/27

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