表紙は少し薄気味悪い印象ですが、魔女たちのおもてなしの気持ちが伝わる作品でした。
『A HALLOWEEN HAPPENING』が原題。
ハロウィーン間近、魔女たちは、人間たちの無理解を愚痴りながら、
それでも、子どもたちは違う、と、子どもたちを招待してのパーティを企画するのです。
大きな木の周りにカボチャで高い塔を作り、飾り付け、
もちろん、ごちそうも作ります。
(でも、内容は…、ちょっとびっくりですから、知らない方がいいかも。)
そして当日、仮装した子どもたちは期待通り楽しんでいってくれるわけです。
コウモリ・ハングライダーなんて、素敵です。
程よい怖さと、だからこそのスリル感。
ワンダ魔女のエスコートもかっこいいですね。
お祭り騒ぎでない、ハロウィンの雰囲気を体感できそうです。