デパートのおもちゃうりばで、うちについれていってくれる人を待つコールテンくん。
ズボンのボタンが取れていることに気づいたコールテンくんは、ボタンを探しに、夜のデパートに繰り出します。
まっすぐで、好奇心に溢れて、がんばるコールテンくん。自分もコールテンくんと一緒に、ドキドキしたり、悲しくなったり、嬉しくなったりしてしまいます。
警備員さんがコールテンくんを抱える絵、ちゃんと手をつないであげているようで、ホッとします。
幸せな結末も、よい。
シンプルなお話ながら、何度読んでも飽きない、時々読み返したくなる、一冊です。