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そらとぶ こくばん」 汐見台3丁目さんの声

そらとぶ こくばん 作:ねじめ 正一
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:2004年04月
ISBN:9784834010008
評価スコア 4.18
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みんなの声 総数 10
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  • “にねんいちくみのこくばん

    始終プッとふきだしそうになり、素敵な最後が待っている話でした。

    子供がこの春から小学生になって、ちょっと長い話でも身近なものが題材の本なら楽しめ
    るかもといつも思っているからか、本屋で棚を見ていたら目に飛び込んできた本でした。

    最初から笑えるのが、この絵本の主人公の名前は、“にねんいちくみのこくばん”です。
    この“にねんいちくみのこくばん”は、元々、王様の食卓になることが希望だったのです。
    でも、全く使われることも注目されることもない2年1組の黒板でいることに耐えられず、
    王様の住むところへと旅立つのですが.... という話でした。

    “にねんいちくみのこくばん”だなんて全く長い名前で、何度も何度もこの名前は繰り
    返され読むのが面倒くさいのですが、そこがこの話の面白さの1つでした。
    そして、山口マオさんの何ともいえない味わい深い絵が、その繰り返される旅立ちを
    淡々としながら面白みを加えていると思います。

    やっぱり黒板だって、道具なのですから、使ってもらった方が幸せなんですね。
    異国の地で必要とされて、本当に良かったね、“にねんいちくみのこくばん”!!

    形態が普通の絵本より厚くて幼年童話ですが、全部のページに絵が見開きで描かれて
    いて、字もページに比べると少ないので、あっと読むことが出来ます。
    こういうちょっと笑えて素敵な結末って、小学校の読み聞かせで読みたいなぁと思う
    本でした。お薦めです。読んでみてください。

    投稿日:2011/10/11

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