王さまシリーズ、本によって短編集だったり、長編だったりとさまざまで、この本は短編集です。
「ガルメ星のどく」の「王さまだって、だれかさんだって、はじめからやさいがきらいだったのではないです」という箇所を見て私は吹き出してしまいました。
「だれかさん」から息子を連想したからです。
息子もそれを感じたらしく「ぼくは好き嫌いはない」ときっぱり。実はそうではないのですが。
大人から見ると、王さまの行動や性格と子どもと重なる部分が多いので「うちの子に似ている」と思うのですが、子どもはどんな風に感じて読んでいるのでしょうね。
ぼくは王さまみたいではないと思っているのかしら。
息子の今一番のお気に入りで誕生日プレゼントにも王さまの本がほしいと言っています。
感想が長くなるので他のお話については書けませんが、どのお話も王さまらしくおもしろかったです。