かにむかし (岩波の子どもの本)」 てんぐざるさんの声

かにむかし (岩波の子どもの本) 作:木下 順二
絵:清水 崑
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\880
発行日:2006年04月
ISBN:9784001151213
評価スコア 4.47
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みんなの声 総数 14
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  • 掛け声が楽しい。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    ものすごく小さい時に読んだ記憶がありましたが、改めて読んでみたくなり、探してきました。

    他の絵本が悪いわけではないのですが「かにむかし」と言ったら、
    この表紙絵がパッと浮かんでくるくらい、代表的な1冊だと思います。

    改めて読むと、字も普通の絵本よりやや大きめだし、清水崑さんの絵はどのページもこれでもか〜って画面いっぱいに描いてあって迫力がりました。
    そしてかにの子どもたちはただ力なく泣いているわけでなく、猿のところへ『戦いに行く』んですね〜。
    きびだんごを持って!
    桃太郎もそうですが、なぜ、きびだんごなんでしょうか?
    昔、吉備津彦尊命が鬼〈当時は”温羅”と呼ばれていた〉をやっつけたから?あやかって……でしょうか?

    「かにどんかにどん、どこへゆく」
    「さるのばんばへ あだうちに」
    「こしにつけつるのは、そらなんだ」
    「にっぽんいちの きびだんご」
    「いっちょくだはり、なかまになろう」
    「なかまになるなら やろうたい」
    という掛け声がまた楽しかったです。
    (これは博多弁?九州地方の言葉だと思うのですが)

    登場する援軍たちもこんなのもいたっけ?と笑いを誘うやつ(はぜ棒)までいて、楽しかったです。
    今度柿のなる季節に子どもたちに読んでみたいです。

    投稿日:2011/12/10

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