ロシアの昔話です。
各地で伝わる「得意技を持った人たちの冒険もの」の一つです。
この系統のお話は、とにかくその得意技のスケールが大きいのが魅力ですが、このお話も、他に負けず劣らず凄いです。
技の内容は、グリム童話の『六にんぐみせかいあるき』とほとんど同じですが、このお話は、他の細かいところがいろいろ楽しいので、知っている技が出てきても、ワクワクして読み続けることが出来ます。
昔話って、結構ありえないことのオンパレードだったりするのですが、やっぱり面白い!
文章は多めですが、話の面白さにぐいぐい引き込まれてしまうので、小さいお子さんでも十分に楽しめます。