十二支に関するお話(絵本)はたくさんありますね。
我が家にも数冊ありますが、この作品は山本先生の絵ということで手が伸びました。
表紙絵の十二支の顔が京劇のお面のようで、ワクワクしながら開きました。
扉絵の神様の御殿にニヤリ。
雲海の上のありがた〜い世界を感じます。
さて、本文一見開き目の神様の登場に爆笑!
全体にダークグリーンが生かされた、昔々の雰囲気です。
こちらの作品もやはり「ねこ」がお話の中核をなしていますね。
このねこのはしゃぎ振りも愉快!愉快!
ほとんどの動物が衣をまとっているのも面白い。
それぞれの動物たちのパーソナリティが生かされたデフォルメ気味の表情が、迫力を感じさせつつ笑わせてくれます。
十二支の由来に関する絵本として、この作品を初めに目にしたお子さんは、相当強烈な印象を心に残す事でしょう。
私たち親子は、いのししのヒラヒラさせている布について、ふんどしだ!いや、腹巻だ!としばらく激論を交わしました。