自分のために買った絵本です。この絵本を読むと、胸の奥が柔らかくなり ふわっと広がる気がします。
ひんやりした夜の空気、向こうに見える景色、見上げる夜空、美味しい一杯のお茶・・・。
夜中に、寝場所を子ども部屋から屋上に移してしまう(!)娘をそっと見守り、屋上で寝る娘の傍らで、一人 お茶を飲むお母さん。ハプニング?を逆手にとって、忙しい日常のただ中、「自分」をとり戻す一人の時間を楽しむなんて、ステキだなぁ〜。子どもたちも、こんなお母さんのもとで育って幸せ!
ところで、屋上からの景色に、とんがり帽子をかぶった小屋のようなものがいくつかありますね。これを見て、「あ、ここはニューヨークだ!」と わかりました。これは何でしょう?ぜひ、たくさんのふしぎ傑作集の『屋上のとんがり帽子』(福音館書店)も併せて読んでいただきたいです。寝椅子やテーブルを置き、たくさんの花や緑でとっても居心地のよさそうな屋上の写真も載っていますよ。