新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

青空のむこう」 てんぐざるさんの声

青空のむこう 作・絵:アレックス・シアラー
訳:金原 瑞人
出版社:求竜堂
税込価格:\1,320
発行日:2002年05月
ISBN:9784763002112
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,827
みんなの声 総数 3
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  • 友だちやきょうだいとケンカしたときに読んで

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    上の子にいいなと思って、前から目をつけていて、やっと図書館で借りてきましたが、なんと!上の子は中学の時学校図書館で読んでいたそうです。
    その代わりといってはなんですが、机の上に出しっぱなしにしていたら、下の子(今小6)が何気なく手を出し、そのまま宿題もせずに一気に読み切ってしまいました。
    読み終わった後、目を赤くしていました。
    上の子が言うには(部屋が一緒)読みながら泣いていたそうです。

    宿題を先にやってほしかったのですが、
    いい本を大人から無理強いされることなく、自分の意志で手にして読み、その内容に素直に感激して涙を流してくれた娘の成長が、実はとてもうれしかったです。

    さて、この作品はイギリスの作家アレックス・シアラーの邦訳本第1作です。訳者は「金原瑞人」さんで、この方はヤング向けの児童書を結構手がけていらっしゃいます。

    表紙の装丁は内容にイメージにとても合ってます。
    「死んだらどうなるの?」
    人間、生きているとが一度は気になることではないでしょうか?
    ここに描かれている『死後の世界』が本当にあるかどうかはわかりませんが、
    希望として、私自身も、こういう世界があってほしいと思いました。
    故人は、こういう『死後の世界』で、その時生きてきた気持ちをしっかり清算して、『新しい生』に向かって動き出せるといいなぁと、つくづく思いました。
    主人公のハリーが10歳から12歳くらいの男の子らしいので、
    できたらハリーと同じくらいの年頃のお子さんから、中・高生の子どもたちにお薦めしたいです。
    できたら、友達と仲たがいをしてしまったときとか、きょうだいゲンカをしてしまって、誤るきっかけが持てないときに、この本を読んでみてください。

    投稿日:2011/11/17

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