原始時代の草原や星空が定番となった感じもある宮西達也さんの絵本。
(星の瞬く夜空…大好きです。)
今作品は そんな背景にちょっと趣向の違う技巧が施されています。
その技巧とは 文章全てが回文で成り立っているという点です。
読まれた方にはわかると思いますが
これって 本当にすごいです。
脱帽です。
全部回文で 夫婦愛を描いちゃっているのですから。
(「だんながなんだ」って思い家出してしまったママが
旦那さんを見直すまでが描かれています。)
息子も 何回も読み返して感心しきりでした。
「だんなか゛なんだ」という気持ちが「意外」「奇跡」と
変わっていく辺りにじ〜んときますよ。