音を楽しむ絵本です。
「ん」しか、文字は出てきません。自由にお話も作れるし、想像するの
が楽しくなります。でも、白黒のぶちのわんちゃんが、黒の卵を見つけ
卵をなんだろうと食べようとした途端に卵から、カラスのあかちゃんが
飛び出して・・・・・ あかちゃんを決していじめようとしたんでない
のに、カラスのおかあさんに勘違いされて反対に逆襲されてしまいます
「ん」だけで、物語が見えてくるから不思議です。
読み方の自由自在に大きく、小さく、驚いたり、わめいたりと好きなよ
うに読めるんですよ!
とっても楽しい絵本です。ぶちのわんちゃんは、それ以来、他のオレン
ジの卵が落ちていても懲りて見向きもしなくてかわいそうでした。
絵にも訴える力が強烈にあって楽しい絵本でした。