”しばてんの身代わりのように現れたたろうですが、幼い頃には村人に育てられました。相撲の好きなたろうは、相手をみな足・腰がたたなくなって、野良にでられなくなってしまったから、村人たちは困って、村から追い出してしまった。そんなたろうが、あるとき人間にあいたくなって山から降りて、庄屋さんの蔵の米俵を盗むことに加担してしまったら、罪をたろう一人に被せられてしまいました。どんなに落胆したたろうだったでしょう・・・・・・人間の弱さ、身勝手さが現れていてとても悲しく切なくなりました。集団の怖さをみました。虐めも弱い者いじめで集団で弱い子を無視するのもあるのかなあとかんがえさせられました。