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そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

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BとIとRとD」 はしのさんの声

BとIとRとD 作・絵:酒井 駒子
出版社:白泉社 白泉社の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2009年06月
ISBN:9784592761358
評価スコア 4.31
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みんなの声 総数 15
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  • 子どもと大人の関係

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子14歳、女の子12歳

    私には、何回読んでも題名の『BとIとRとD』の意味がわかりませんでした。何か大きな読み落としがあるのではないかと考えたりもしたのですが、もう題名の意味を考えるのはやめました。この本は、題名の意味を明らかにするものではないですからね。

    『BとIとRとD』を読んで、自分の幼い頃の出来事を思い出した方も多いのではないでしょうか。空想の世界や夢の中で遊ぶ自分の姿です。

    主人公の女の子は、空想の世界で遊ぶことが好きなようです。
    図書館で目には見えない誰かに本を読んだり、小さい乳母車に乗せたぬいぐるみたちたちのお母さんになったり、先生になったり。
    しかし、ときにして大人は、この空想の世界に侵入し、悪気はないけれど、世界をぶち壊してしまいます。

    また、幼稚園の先生にほめられたくて朝一番に幼稚園にでかけていたのに、ちょっとした変化が女の子を傷つけます。指しゃぶりをしているとおおかみになるよというお母さんのことばに恐怖します。

    子どもたちは、繊細で感受性も強い。だから、この物語の女の子のように、大人たちに夢の世界を壊されたり、傷つけらりたりする。それでも子どもたちは自分の世界を心に抱きながら、たくましく成長していくのでしょう。

    ほんの些細なことも、子どもたちには大きな影響を及ぼすことがあるということを、決して大人は忘れてはいけないのです。

    投稿日:2009/11/14

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