2歳中ごろの子供と読みました。
「ばくはつマイティ」の続編のようです。
私たちは「たまごのマイティ」のほうを先に読んだのですが、子供よりも、親の私のほうが、そのインパクトにやられてしまいました。
卵から生まれたねこのマイティは、請われるままに、手や足や顔をいろんな生きとし生ける者たちに譲っていきます。
そして、感謝される。
最後にはいなくなってしまうのかと思いきや、マイティは、もう一度たまごになって、新しく生まれてくるのです。
輪廻転生?と思って感服したのですが、マイティを描くビビッドな明るい色遣いからは、平和で幸福なイメージが伝わってきます。
「私たちはこうやってめぐっていくんだ」と、親の私が納得させられました。
図書館で借りた本でしたが、購入しようと思いました。
子供にはそこまで伝わらないみたいで、どちらかというと、「ばくはつマイティ」のほうが面白いようでした。