こちらの「石のスープ」は、フランスの(発表当時)若手絵本作家のアナイスです。
表紙に描かれた品のないどこか裏のある顔つきの狼が、妙にインパクトあります。
こちらのオオカミは「石のスープ」を作ることによって、自分に都合のいい結末を予想していたでしょうに、あまりに人(動物)柄のいい住民のおかげで、いそいそと立ち去るはめになってしまいます。
スープに使う「石」は、大きかったり小さかったり、その絵本まちまちですが、これだけ(私が知っているだけで5種類ありました)いろいろな作家が手掛けたくなる「石のスープ」には、作り手を魅了するストーリーなのかもしれませんね〜。