みんなに王様だと畏れられるライオンが、実は臆病で・・・という設定。
すっごくあり得えますよね!
ただこのお話の中には、その臆病さ加減を見透かして意地悪するものはなく、
「ライオンさんは怖い」、「ライオンさんは強い」と畏れ、でも尊敬している。
そんなところに、ライオンの人柄が見て取れるように感じられました。
そんな臆病なライオンさんのたてがみが取れてしまって・・・
これは笑わずにいられません。
せめて輪っか状に取れたら、修復は楽だったのにね〜とか、
思い切ってたてがみがない姿で外に出ることが出来たら・・・とか思いつつも、
ああでもないこうでもないと悩む姿が、
微笑ましく見えてしまいました。