ライオンの姿といい、草食系のような生活といい、暮らしている世界といい、設定からしてとても実験的な要素のある作品です。
一人で生活しているライオンは、ケガをして飛べなくなった渡り鳥を介抱して、一緒に冬を過ごしました。
雪の中のライオンの姿はとてもインパクトがあります。
何も描かれていないような白いページにも考えさせられました。
作者は白の中で、見えないものを描いているのですね。
言葉少なで綴られた絵本の空白のマジックです。
心模様は読者の中にあるのです。
ストーリーを追いながら、いろんなことを考えさせられる作品です。