チュウチュウ通りシリーズ2冊目です。このシリーズは1番地から10番地までのネズミたちが順番に主人公になります。2冊目のこの本では、なんと全員が登場してしまいます。今後誰が出てくるかのちょっとした紹介のようでうれしいサービス。
今回のお話は、チュウチュウ通り2番地に住む古道具屋ネズミのクツカタッポが主人公です。クツカタッポは仕事大好き、宝探しの冒険大好きのねずみです。今回の冒険では、なんとアラジンのランプのような青い小ビンを見つけて帰ってきました。汚いビンを掃除していると、中からビンの精霊のエダムがあらわれ「三つのねがいごと」をかなえてくれると言います。ところが、今の生活に満足のクツカタッポは願い事がみつからず、友だちに聞きに行くことにしました。そこで9匹の友達が登場してきます。9匹のねずみが望むことはクツカタッポが望むことではありません。そうこうしていると、、、、とうとう3つのねがいごとを見つけました!
ねがいごとを探している過程で、クツカタッポは自分がどれだけ今の生活に満足しているかということに気が付きます。(幸せですね)
願いをかなえてもらった直後に考え付いた3つの願いごともとても親近感がわきます。息子と一緒にいいお願いごとだねーと言いながら読み進めました。