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かしこいモリー」 はしのさんの声

かしこいモリー 作:ウォルター・デ・ラ・メア
絵:エロール・ル・カイン
訳:中川 千尋
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2009年10月
ISBN:9784593505142
評価スコア 4.45
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みんなの声 総数 10
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  • なぜ「かしこい」と言われるのか

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子15歳、女の子13歳

    『おはなしのろうそく1』(東京子ども図書館編)に収録されている、おなじみのお話です。

    素話が良いのか、絵本が良いのかと比較されることもあるかもしれませんが、再話した人も訳した人も違うということもあり、どちらも楽しむのが良いと思います。

    この絵本のおもしろいところは、左側のページには、一面に精細で色あざやかな、どこかユーモラスな絵が描かれており、テキストが書かれている右ページの右下には影絵のような絵が添えられています。この影絵のおかげで、残酷だったり、怖ろしかったりする場面が、読者の想像に委ねられています。

    少し納得がいかないのが、モリーが危険を冒して、王さまとの約束を果たしたにもかかわらず、その褒美である結婚する王子さまが、なんとなくさえないのです。王子さまといえば、かっこいいものと相場が決まっているのに、なぜ「かしこいモリー」は二人の姉たちとともにさえない王子さまと結婚したのでしょう。

    大男の家から物を盗んでくるときに使った「かしこさ」よりも、王子さまの見た目なんかより、姉妹そろって、しあわせに生活することを選択したことが、実は「かしこいモリー」とよばれる由縁なのかもしれませんね。

    投稿日:2010/06/26

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