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ひばりの矢」 どんぐりぼうやさんの声

ひばりの矢 作:斎藤 隆介
絵:滝平 二郎
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1985年11月
ISBN:9784265909407
評価スコア 4.13
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みんなの声 総数 7
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  • 絵本を開くと、最初に麦の絵が目に飛び込んできます。
    「麦は、ひばりが天から射込んだ矢」なんだそうです。

    どうしてひばりが矢を射るのか?
    それは、黒雲が関係していました。

    踏まれても踏まれても伸びる、強い麦。
    麦には、ひばりの強い意志が宿っているのかもしれません。
    麦の穂が矢羽のような形をしている理由、なんだか納得でした。

    この絵本では、ひばりは鳥ではなく、人間の姿で描写されています。
    黒雲おやじを倒そうと、一番最初に名乗りを上げた一郎次。
    誰もやらなかったことを最初にやろうと決意し行動する姿は、
    「半日村」の一平を思い出させました。

    余談ですが、ひばりは漢字で「雲雀」と書くんですね。
    「むかし、ひばりの巣は天にあった。」という一文があるのですが、
    きっと雲に巣を作っていたんだろうな、と想像させてくれました。

    斎藤隆介さんの作品にはいつも「勇気」「優しさ」「愛情」「自己犠牲」
    といったテーマが盛り込まれており、読むたびにそういったパワーを
    いただいているような、気がします。

    投稿日:2011/01/26

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