クレメンツの「こちら「ランドリー新聞」編集部」がおもしろかったので、この本も読んでみました。
主人公は五年生です。
新学期になり、新しい先生はベテランで辞書を使うことを提唱するまじめな先生です。ニックは、先生に授業妨害をしかけます。
展開がアメリカ的だなあと思いつつ、とても引き込まれるものがありました。
新しい言葉が生まれて、それがどのように定着していくのか。
マスコミのあり方などについても「こちら「ランドリー新聞」編集部」とは違った切り口で考えさせられるところがありました。
主人公が五年生ということで、内容的にも高学年向けだと思いますが、大人が読んでもおもしろかったです。
クレメンツ、これから注目して読んでいたきたい作家だと思いました。