「りんごがひとつ」の心温まるストーリーが大好きでこちらの「あのころ」も手に取りました。
絵も柔らかいタッチで作者が伝えようとしていることが
やんわりと、でもしっかりと伝わってくる素敵な絵本です。
小さな頃は無邪気に遊んでいた動物たち。そんな無邪気な心をいつまでも持ち続けるゴリラ君。
そして成長していき遊ばなくなったほかの動物たちの心の動き。
みんな忘れたわけではないのですよね!
忘れたくないけれど・・大人になることの気負いを感じつつも前を向いて歩いている。
そんな動物たちの葛藤が見え隠れするような優しい一冊です。
ただ・・このストーリーのもつ奥深さを5歳の娘に理解するのは難しい!
なので☆4つです。
子どもよりも・・大人の方必見の一冊です。
いつまでも童心を忘れたくないですね。