8歳の娘は読んで「よく分からない」と言っていたこともあり
このお話はなんとなく子どもよりも大人に響く絵本かなあと思いました。
帰ってくるお母さんを曇りガラスの窓に絵を描きながら
ワクワクして待つ気持ち。
曇りガラスに映るお母さんの姿がだんだん大きくなるにつれて
女の子のワクワクは高まっていきます。
あまりにもつぶさに描かれていて“キューン”としてしまいます。
一人っ子女の子なので共感しきりです。
谷川さんが解説でおっしゃる通り 冬のものさびしさは特に夕方あたりから強まっていきますね。
とてもふんわり描かれているんだけど
アートな雰囲気があってとても好みの装丁です。