実話が元ということで読みたいと思っていた絵本でした。
都会で忘れられたようになっている線路の跡。リーアムが草花たちを世話をするところから始まります。
草花たちもリーアムのおかげで動きだしていくのが、不思議でしたが、本来の力を取り戻していったんでしょうね。
見守ってくれる力によって成長していく力。植物も人の成長も似たところがありますね。
マイケル・フォアマンの「アンデスの少女ミア」にも通じるものがあるように思いました。こちらも実話が元になっています。
こんな風に緑が広がっていったらいいなあと思えるようなお話でした。