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構成: 入澤 宣幸  出版社: 学研 学研の特集ページがあります!
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まゆみんみんさん 40代・ママ

家庭学習の習慣になりようですね。
我が家の娘も、幼稚園児の頃、学研のドリ…

世界をかえた魚 タラの物語」 渡辺諦さんの声

世界をかえた魚 タラの物語 作:マークカーランスキー
絵:S.D. シンドラー
訳:遠藤 育枝
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:2008年09月
ISBN:9784776400172
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 2
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  • タラという魚を中心に、世界の歴史を旅する絵本。
    タラという魚の生態、海の仕組みや漁のできる場所について簡単な説明があり、いよいよバイキングがタラを利用して活動していた話にはいり、そこから世界の歴史が動いていく。
    昔は今のような冷凍技術や保存方法がなかったので、タラは塩干しにしてかちかちに乾燥した状態で、各地にもたらされた。これは相当儲かったらしく、あちこちでタラを中心に、貿易が行われ、この魚は世界の歴史や経済を動かしていった。
    その間、食べ方も実に様々あった。イラスト付きで料理法が紹介されているが、3〜4百年前の料理は、なんだかあまりおいしそうな感じがしないのが印象的だ。(失礼な!)

    しかし、かつて大量に獲れていたタラは、乱獲により、今や枯渇しそうな状況だ。魚にとって最大の敵は人間。絵本の最期には、タラがいなくなってしまったら、他の生き物も困ることがしっかり書かれている。絵本を読む人たちに、未来を託す作者の気持ちが溢れている。

    日本ではあまりなじみのない魚かもしれないが、私たちはタラではなく、マグロや秋刀魚、カツオ、鰻など他の魚でもって、想像してみたい。むやみに獲りすぎて絶滅した動物は数知れず。何かの行事などで無駄に廃棄される食糧として、魚も含まれている。
    果たして今のまま、魚を食べつくしてしまっていいのだろうか?
    環境や将来について、考えさせられる絵本だ。
    だが、説教臭くなく、横に長い迫力ある画面でたっぷりとユーモアのある絵を楽しみながら、自然に歴史や環境について学べるよい本だと思う。大人が読んでも面白いので、どなたにも勧めたい。特に歴史や魚の知識は必要ないので、世界史が苦手だった人もぜひご一読下さい。教科書よりも面白いことを請け合います。

    投稿日:2020/01/01

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