くもんでであう絵本シリーズの一冊。
何と言っても、さこ ももみさんの絵に惹かれて読んでみました。
お話は主人公のペコルちゃんが、いろいろなスイッチに触れるというもの。
スイッチに焦点を当てたことで、絵本の成功は約束されたようなものだと思います。
自分を振り返ってみても、特にバスの乗降用スイッチは、押したくて仕方がなかったという記憶があり、時代は変われど子どもの関心事は変わらないということなのでしょう。
スイッチ自体の絵がとても大きく描かれており、押しごっこもできる構成になっていて、さすがにくもんだけのことはあります。
そして、鮮やかな色彩感覚で描かれた絵は、お子さんの心を鷲づかみすること間違いありません。
一度は読み聞かせしたい作品です。