話題
移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

  • 泣ける
  • 学べる
新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり

とどまることなく 奴隷解放につくした黒人女性ソジャーナ・トゥルース」 てんぐざるさんの声

とどまることなく 奴隷解放につくした黒人女性ソジャーナ・トゥルース 作:アン・ロックウェル
絵:グレゴリー・クリスティー
訳:もりうちすみこ
出版社:国土社 国土社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2002年04月
ISBN:9784337062405
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,602
みんなの声 総数 5
「とどまることなく 奴隷解放につくした黒人女性ソジャーナ・トゥルース」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 人として認めてもらえない「奴隷」という形

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    すごく印象的な表紙絵でした。
    世界大国となったアメリカは多国籍民族国家ですが、だからこそ「膿」となっている部分はいろいろあります。
    私の知っている南北戦争を取り扱った物語の多くは、「奴隷解放宣言」が行われた後の当事者たち
    (奴隷としてアメリカに連れてこられた有色人種の人たち)
    の暮らしがどう変わったのか、
    その後どうなったのかまではなかなか語られていなかったような気がします。

    この絵本の主人公『ソジャーナ・トゥルース』は奴隷として生まれ、
    ”自由”になれた後も、元奴隷だった人たちの自由と権利のために生涯語り継いだ実在の人物で、作者は彼女の生きざまに感銘を受けて、この絵本を作ったようです。

    今の日本に住む子どもたちには、「奴隷」というものは漫画などで知る絵空事でしかないかもしれませんが、
    昔(地域によっては今も)奴隷という人間扱いされない人たちがいて、その人たちはこんなひどい生活を強いられていたのだ、ということに触れることのできる素晴らしい絵本です。

    低学年のお子さんにはまだ難しいかと思いますが、小学校高学年くらいから、中学生・高校生くらいのお子さんたちにぜひ読んでもらいたい1冊です。

    投稿日:2011/08/20

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「とどまることなく 奴隷解放につくした黒人女性ソジャーナ・トゥルース」のみんなの声を見る

「とどまることなく 奴隷解放につくした黒人女性ソジャーナ・トゥルース」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / ぐりとぐら / じゃあじゃあびりびり / ねないこ だれだ / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



ディズニー映画『アナと雪の女王』10周年 本の世界に踏み出そう

みんなの声(5人)

絵本の評価(4.67)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット