新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ロングセラー
ゆびたこ

ゆびたこ(ポプラ社)

  • びっくり
  • 役立つ

じひびき」 はなしんさんの声

じひびき 作・絵:吉田 遠志
出版社:リブリオ出版
税込価格:\1,870
発行日:2001年08月
ISBN:9784897849454
評価スコア 4.7
評価ランキング 1,824
みんなの声 総数 9
「じひびき」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 涙なしには、読めません。

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子4歳

    「絵本 アフリカのどうぶつたち 第2集 ゾウのかぞく」のシリーズです。
    長い日照りの中、水を求めて、象の家族がさ迷い歩きます。
    途中、ものすごい砂嵐に遭い、小さい赤ちゃん象が飛ばされ、お母さん象が懸命に追いかけ、はぐれてしまいます。
    中に、病気のおばあさん象がおり、みんなで身を挺して取り囲んで守る姿には、感動します。
    しかし、病気のおばあさん象には、この旅は過酷過ぎました。リーダーのひいおばあさん象に、早く自分を楽にしてくれと叫ぶのです。
    ひいおばあさん象が、決心して、おばあさん象を自らの手で殺してしまう場面は、もう涙なくしては読めません。
    これほどまでに、自然とは厳しいものなのかと、天を仰いでしまいます。
    「じひびき」とは、この最も悲しい場面で走る象の走る音なのです。
    可哀想だからこそ、一突きで殺してあげなくては・・・という覚悟の上の、ひいおばあさんの必死の走りなのです。
    こんな悲しい思いをかかえて、やっと仲間がたどり着いた、あるはずの泉の場所は、悲しくも干上がっていました。
    とうとう力尽き、崩れ落ちるひいおばあさん象は、遠くから地響きを聞きます。
    お話は、「ふるさつ」につづきます。
    早く、先を読まなければ・・・。

    投稿日:2004/02/03

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「じひびき」のみんなの声を見る

「じひびき」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / どんどこ ももんちゃん / 14ひきのあさごはん / はらぺこあおむし / がたん ごとん がたん ごとん / もこ もこもこ / おつきさまこんばんは / いないいないばあ / ぐりとぐら

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



ディズニー映画『アナと雪の女王』10周年 本の世界に踏み出そう

みんなの声(9人)

絵本の評価(4.7)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット