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わにになった子ども」 ジュンイチさんの声

わにになった子ども 作:シンシア・ライラント
絵:ダイアン・グッド
出版社:新樹社
税込価格:\1,650
発行日:2008年11月
ISBN:9784787585844
評価スコア 4.14
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  • 個性の大切さを諭してくれる絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    シンシア・ライラント/文、ダイアン・グッド/絵の2007年のアメリカの作品。
    二人は多くの合作を発表していますが、最初の合作である「When I Was Young in the Mountains Diane Goode」で1983年にコールデコット賞オナー賞を受賞しています。

    物語は、主人公のぼくの
    「ずっと 子どもで いるのは、もう あきあき。
    へんしんできたら いいな」
    という心の叫びで始まります。
    そんなぼくに、遠くの国のあばちゃんが贈ってくれたプレゼントが、ワニの変身セット。
    ぼくは、立派なワニに変身し、ワニになりきります。

    面白いのは、ワニになりきったぼくに対して、周りの人がみんなその行為を肯定して対応していること。
    ワニの恰好をして学校に行くなんて有り得ないこと。
    でも、その個性を尊重するという姿勢は、極端だからこそ、読み手の心に響くものがあると思います。

    エンディングの
    「わにに なった 子どもの ころの すてきな お話」
    という一文に、実話のような響きがあって、素敵な終わり方だと思いました。
    少しでも、主人公のぼくの気持ちを感じてくれれば良い、そんな絵本です。

    投稿日:2011/11/12

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