詩的で抽象的な読み手の心の中に語りかけるような本です。
大人向けのような気がしていましたが、3歳になる息子が何度も読んでとせがみました。
息子がどのように感じ何度も読みたいと思ったのかはわかりませんが、大人が子供には難しいと判断するものでも、子供は子供の世界で楽しんでいるのでしょう。
最後にある「いちばんたいせつなものはなんですか?」の問いに、息子は無邪気に「車!」と叫んでいました。
そして「ママの大切なものは何?」と聞かれ息子と娘の名前を言うと、とても嬉しそうで満足そうでした。
そんなやりとりをさせてくれた、この本に感謝です。