はじめて・・・そんな時のドキドキ感が伝わってくるお話でした。
あらいぐまのぼうや、リトル・ラクーンは、とってもゆうかん。だから満月の夜に一人でおつかい(ザリガニとりに)へ!
ちょっと得意気で、ルンルン・ワクワク気分だけど、やっぱ本当はちょっと怖い・不安なの。
分かる!分かる!そんなリトル・ラクーンの気持ちがとっても伝わってくる絵本でした。
でもねぇ、それを見事やったときの達成感ってすんごくうれしい。
毎日はりきってお兄ちゃんをしている息子には、そんな気持ちが共感できるちゃうんじゃないかなあと思って読んでみたのですが、良い感じでした。
川の中の「あいつ」に怖がっているリトル・ラクーンの姿やぴゅーと逃げていく姿に笑ったりしながら楽しく読めました。
ついでにいうとここに描かれているおかあさんも見事!すんごく素敵なアドバイスをあげています。
色々なはじめて・・・に出会えるこの時期に読めてよかったなあと思う作品でした