後書きを読むと、アメリカでは100冊を超える絵本や児童書があるという作者ですが、日本での邦訳本はまだあまり数がないようです。
イラストは作者とタッグを組むことが多いローレン・ストリンガーですが、この方の作品は検索しても日本ではこれしか出ていないようです。
ハッキリとした線と色合い、色々な雪の結晶や雪景色、遠目も利きますし、1ページ1ページ見応えのある作品でした。
私は個人的に主人公の女の子が友達と雪の丘を滑っているシーンが一番好きです。
ところで、この作品で主人公の女の子の家にはおばあちゃんしか描かれていないのですが、それについて作品中に1つも描かれていなかったんですよ〜。いったい、どんな裏設定があるのか、気になりました。
細かいところまでしっかり設定して作られている作品なのだろうと思います。