新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ピーコポンチャン」 ちょし★さんの声

ピーコポンチャン 作:ねじめ 正一
絵:あべ 弘士
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:2001年10月
ISBN:9784790250715
評価スコア 3.67
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みんなの声 総数 8
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  • 理不尽な別れだけど、人生そんなもの・・?

    • ちょし★さん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳

    読後、あまりにスッキリしなかった為、そばにいた旦那に「これよんでよ!」と押し付け・・・、更にまた通りかかった長男に「この本どうおもう〜?」と読ませました。
    だんなは「カハッ」と一声発し、なんじゃこりゃ的な顔をして去り、長男は「えーー?これで終わりなの〜?え〜?え〜?」と納得できない様子。

    「ペットとの別れ」をテーマにしたあまたある絵本の中で、これはちょっと異色ですね。

    この「ピーコポンチャン」での別れは「死」ではなく「脱走」です。同じ別れでも、そこに存在するはずの「飼い主とペットの間にある愛情」の質が全然違います。人によっては、「死別」よりも残酷な別れに感じられるかも知れません。

    「ペットの死」という悲しみを、大切な思い出を噛みしめながら乗り越える・・という内容ならば、変な言い方ですが、私たち読み手は「安心して読める」んですよね・・。
    「うんうん。悲しいけど、いいお話」みたいな感じで。

    でも、実際に人間が生きていく中で体験する「別れ」は、たいていが突然で理不尽で不格好なもの。
    ピーコを失った少年(作者ですかね)の、表現しようのない悲しみを想像すると、切ないというよりも、ちょっと苦い気持になりますが、それがこの作品の味わい方なのかもしれませんね。

    評価は★★★にしましたが、子供に読んであげるのも、決して不向きな作品ではないと思います。
    むしろ、子供なりに様々な感想を抱きそうで、おすすめかも。

    投稿日:2008/07/10

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