小人の家族のお話、はなはなみんみ。
四季の4冊シリーズの春、第1作目でははなはなとみんみの誕生のエピソードです。
白ひげさん、たけび、ひいなの一家に、双子の男の子(はなはな)と女の子(みんみ)が誕生。
題名のとおり、まさしく「いちばんすてきなひ」です。
命名の由来もキュートですね。
もちろん、ご近所の動物達も思い思いに祝福してくれます。
その心のこもった品々に、こちらまでうっとりといてしまいます。
少し気になるのは、ねずみさん一家の会話から、
この小人の家族は、小人大戦争での生き残り、という事実です。
それだけに、小人一家のみならず、動物達も、平和の願いを思わずにはいられないようです。
誕生が平和への希望、というメッセージも感じられました。