悲しいお話の後に、「楽しい気持ちで眠りにつけるように」と選んだのが、この絵本。犬好きの娘は、表紙の絵を見ただけで、明るい笑顔になってくれました。
どんな絵本を読むときも、内容とは別に、娘にとってのもう1つの「おたのしみ」は、表紙と裏表紙の絵がつながっているか確かめてみること。つながってれば、それだけで大喜びします。
さて、この絵本は、どうかな?
わあ、つながってる、つながってる! 長〜い胴が、どこまでもつながってる!
「どうが ながければ ながいほど、りっぱな ダックスフント。プレッツェルは だいとくい。」
でも、向いの家のダックスフント、グレタだけは知らん顔です。グレタと結婚したいと願っているプレッツェルは、どんな方法でグレタの気を引こうとするでしょうか・・・?
得意の芸当で「パンのプレッツェル」になってしまったのには、娘も受けていました。が、グレタは、相変わらず。
最後の最後には、ハッピーエンドが待っていて、みんなにこにこ! 娘は、子犬たちを見て、「この子が、どうながだよ!」と、笑っていました。ダックスフントの赤ちゃんは、うちの犬の赤ちゃんの頃にもそっくり。(いつのまにか、“あしなが”の大型犬になってしまいましたが!) ダックスフントは、いつまでもかわいいままでいいですね。